【脾と梅雨☂️の関係】 ■ 梅雨=「湿邪(しつじゃ)」の季節 梅雨は雨が多く、空気中の湿気が非常に高くなる季節。 「湿」は東洋医学では邪気(じゃき)の一種で、「湿邪」と呼ばれる。 ■ 「脾」は湿に弱い臓腑 東洋医学では「脾(ひ)」は消化吸収を司り、飲食物を気や血に変える大事な役割を持っている。 しかし、この「脾」は湿を嫌う性質があり、湿気が多いと働きが弱まってしまう。 【湿邪が脾に及ぼす影響】 ■ 湿邪の影響 ①胃腸が湿で重だるくなる ②水分代謝が滞る ■ 脾の反応 ①運化機能(消化吸収)が低下 ②湿が体内にこもる ■ 出やすい反応 ①食欲不振、下痢、むくみ、倦怠感、頭が重い感じ ②舌に白くべったりした苔がつく、浮腫、体が重い ☆見方 ①の影響がでると、①の反応が起きて、①の症状が出やすくなる 【お腹のツボ】 ■中脘(ちゅうかん) 場所:みぞおちとおへその中間(へそ上4寸) 効能:胃腸の働きを整える・胃もたれ、食欲不振・湿による腹部の重さ ■水分(すいぶん) 場所:おへそから指1本分上(へそ上1寸) 効能:体内の余分な水を排出(利水作用)・むくみ・下腹の重だるさ・湿邪による尿トラブルに ■天枢(てんすう) 場所:おへその左右、指3本分外側(へそ横2寸) 効能:腸の調整(便秘・下痢どちらにも)・湿邪による腹部不快感 呼吸に合わせてツボを押すもよし、ホッカイロで温めるもよし! 夏場でも温めてください♨️ https://www.instagram.com/p/C5rw-b0yTX2/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==